七夕とは…
天(あま)の川に隔てられた彦星(ひこぼし)と織姫(おりひめ)とが七月七日の夜、年に一度だけ会うという中国の伝説にちなむ年中行事。日本在来の祭と合した。葉竹を立て、女子が裁縫の上達などを祈った。星祭り。しちせき。
ウィキペディアさんより。
ということですが、織姫は、こと座の「ベガ」、彦星は、わし座の「アルタイル」という名前です呼ばれています。
ちなみに、仙台のJ1サッカーチーム「ベガルタ仙台」はこの「ベガ」と「アルタイル」を由来に名付けられているそうです(^^)
1年に一度しか会えないというロマンチックなおとぎ話ですが、それは人間界でのお話。
星の寿命は色々ありますが、ベガとアルタイルは約10億年。
人生100年時代の我々の100万倍。
10億年の寿命に対する1年は人間界でいうところの3.2秒。さらに重要なのは「1年に一度、1日だけ」です。
10億年の寿命に対する1日は人間界でいうところの0.0086秒。
つまり、人間界の寿命に合わせると、「3.2秒に一度0.0086秒」だけ会えるというロマンチックのカケラもなく、ひたすら一緒にいて他に逆に何にもできない状況に陥っています。
そんな下らないことを考えながら、今年の七夕を迎えております。
平日のど真ん中に七夕の3日間にぶつかって、街中にいる観光客の皆さんもいつもより少ない感じがしますねー。