今朝、日本人選手で3人目となる100m9秒台を記録したというニュースを見ました。
日本人初の9秒台は桐生選手で2017年9月に記録。それからサニブラウン選手が2019年6月。そして2019年7月に小池選手が日本人3人目の快挙。
ちなみに、カールルイスが初めて9秒台を記録日したのが1983年5月(私が生まれた年だ!)。つまりそこから日本人選手が9秒台を記録するのに34年の年月を要したわけだが、そこからは2人目までは1年9ヶ月後、次の3人目までは1ヶ月。
これは一体何の現象なんだろうか。
100m走の話だけではなく、各分野で「不可能」と言われていた記録でも、1人目の達成者を境にそこからはどんどん登場していますよね。
精神論ではないですが、「オレはできる」と表面的には思っていても、心のどこかでは「無理かも」という思いがあるかも知れない。
でも、誰かがその不可能と思われていた記録を破ると、「できる」という確信めいたものにより本領発揮できるのだろうか。
いずれにしても、大記録の「1人目」になるには計り知れないエネルギーが必要であることは想像に難しくない。
自分を信じてやり切る力。これが必要なんだろう。